特定非営利活動法人
 文字情報支援 ひこばえ

【ひこばえ概要】

ひこばえはNPO法人として、3つの活動をおこなっています。
1、要約筆記  手書き、パソコン要約筆記
2、字幕  映画、演劇への字幕投影
3、啓発  関連団体との連携、啓発

 

【ひこばえのあゆみ】

1999年
(平成11年)
要約筆記者有志で難聴児・者のための字幕入りビデオテープを制作する「字幕ボランティアひこばえ」を立ち上げる。伐った枝や切り株から芽吹くしなやかなひこばえ(蘖)が団体名。
2001年
(平成13年)
「難聴者とともに」「音声を文字に」を合言葉に字幕入りビデオテープ制作のほかに手書き・パソコン要約筆記の活動を開始。
2004年
(平成16年)5月
「NPO法人 文字情報支援 ひこばえ」設立。発足当時は県内の高校、高専、大学の授業のノートテイクで聴覚障害の生徒を支援。この年は、海部郡要約筆記奉仕員基礎講座を開催した。その後2013年、県による要約筆記者養成講習会を県視聴覚障がい者支援センターが実施するまでは 毎年県内3~5市町村で要約筆記奉仕員養成講習会を実施した。

 

2006年
(平成18年)
障害者自立支援法施行により、徳島市、小松島市のコミュニケーション支援事業の要約筆記派遣の委託を受ける。その後2013年に障害者総合支援法 意思疎通支援事業に改編されたあとも、2018年まで県内8市町村の要約筆記事業の派遣事業委託を受けた。個人の依頼により様々な場面で支援を行った。
2007年
(平成19年)
県教委による「とくしま特別支援総合サポート事業」、徳島市教委による「徳島市学校要約筆記奉仕員派遣事業」の支援者派遣を行う。
2011年
(平成23年)
県教委の事業が名称変更され「とくしま特別支援トータルネットワーク事業」となり、聴覚障害児童生徒の在籍する学校への支援活動は現在も続いている。当時はPSPに要約筆記を表示する方法も取り入れられていた。
2014年
(平成26年)
徳島県意思疎通支援事業の開始により、県視聴覚障がい者支援センターが事業体となった。登録要約筆記者の派遣が始まった。
2019年
(平成31年)
当団体が派遣元になっていた一般派遣が、県視聴覚障がい者支援センターの事業となる。このことで ほとんどの要約筆記派遣事業が県視聴覚障がい者支援センターに移行した。