2011年1~6月
2011/06/29 筆談用ミニボード作り
美馬市要約筆記講座にて
勉強の合間をぬって
携帯筆談用ミニホワイトボードを作りました。
持参した思い思いの布で昼食後の時間を利用し
短時間で仕上げました。
Nさん「バッグにしのばせておくと素敵ね!」
皆さん ぜひ活用してくださいね。
2011/06/22 美馬市要約筆記奉仕員養成講座(応用課程)現場実習
6月18日(土)
美馬市要約筆記奉仕員養成講座の現場実習として
ナシの会(難聴者と支援者の会)定例会に参加。
難聴者の隣に座り会員の話を次々と
ノートテイクしていきます。
話に遅れまいと一生懸命 約1時間書き続けました。
用紙30枚近く書いた方もいました。
今回の話題は、振動式めざまし時計、
人工内耳の電池のこと、障害認定の等級など
受講生にとって初めて聞くことが多かったと思います。
当事者の生の声を聞くことで 講座で勉強した
聴覚障害者の現状と課題などのテーマが
より身近に感じられたと思います。
最後に ナシの会員Mさんより・・・
「美馬市からきた要約筆記のおばちゃんとかけて」
「新茶の季節ととく」
その心は
「これからが楽しみ、味が深まります♪」
ナシの会さま ありがとうございました。
そして 受講生のみなさん おつかれさま。
次の回 6月22日(水)は実習の振り返り、
書いたものの検証を行いました。
皆さんそれぞれに学習の成果が感じられ、
教える側としては嬉しい出来ばえでした。
2011/06/14 小学校の総合学習
徳島市内の小学校から総合学習の
ゲストティーチャーの招きがあり4人で行きました。
対象は4年生の1クラス30人。
テーマは「聞こえにくい人について」
この学校へは年に何回かパソコン要約筆記で出かけていますが
学校全体に聴覚障害への理解を感じます。
要約筆記の説明の前にまず
昨年末のM-1グランプリの録画の一部を見てもらいました。
音声・字幕なし、字幕のみ、音声+字幕の3種類に分けたところ
60の瞳は字幕だけを見て笑い始めました。
文字の力はすごい!
音声+字幕の画面で子供たちがゲラゲラと笑ったのは
言うまでもありません。
ギャングエイジと言われる4年生を相手に
要約筆記の話はどんな展開になるだろうかとドキドキでしたが
しっかりと発表もしてくれてとてもいい反応でした。
よかったよかった。
2011/06/08 美馬市要約筆記奉仕員養成講座(応用課程)
脇町福祉センターにて応用課程講座が始まりました。
基礎課程修了後2ヶ月半ぶりの開催で
修了生の皆さんが揃いました。
さっそく 基礎課程の復習から。
実技では「そうそう そうだった。思い出した!」と
要約のコツを取り戻して、どんどん書きすすめる方もいて
頼もしいかぎりです。
伝えたいことはたくさんありますが
応用課程は20時間しかありません。
しっかり頑張って全員修了をめざしましょう。
次回は現場実習です。
2011/06/03 衣替え
ひこばえもクールビズ。
半袖ポロシャツができました。
暑さに負けず 爽やかに活動したいものです。
2011/05/30 「字幕制作」講習会
県立障害者交流プラザの施設内のスタジオでの講習会に、ひこばえから5名が参加しました。
講師は視聴覚障害者支援センターの阪井様にお願いしました。
予定では2時間の講習会でしたが、映像の編集から字幕制作迄の流れを3時間にわたり熱心に教えていただきました。
スタジオ内は、撮影からDVDの制作までの一連の操作が可能なハイテク機器が備わっていて、使いこなすまでの道のりはまだまだ先のようです。
ひこばえの3事業のひとつ「字幕事業」の発展のためにも、素晴らしい機器を習得して、きれいな字幕の入ったDVDの完成を目指して頑張っていきましょう。阪井様、ご指導をよろしくお願いします。
2011/05/23 聴覚障害者制度改革推進徳島本部
聴覚障害者制度改革推進徳島本部は
3月13日に決起集会を行い設立されました。
県内の9つの聴覚障害者団体と支援者団体で構成しており
ひこばえも構成団体です。
情報コミュニケーションの保障、障害者権利条約に基づく
国内法の整備、新法制定を目指し
「WeLoveコミュニケーション」パンフレット頒布と
署名活動を行っています。
今回はパンフと署名活動の経過報告のあと
5月13日に東京で行われた
「情報とコミュニケーションの法整備を求める
全国集会」の報告がありました。
徳島からは4名の方が参加され、
全国からは700人もの人達が集まったそうです。
写真を示しながら集会やデモ行進の様子が話されましたが、
雰囲気や熱気が伝わってきました。
その後、今後の取り組みとして
行政への要望などを話し合いました。
会議は毎回障害者交流プラザで
夜7時から9時前まで行われています。
ひこばえはパソコン要約筆記も受け持っています。
可能な方はぜひ参加してください。
2011/05/08 全要研四国ブロック総会・学習会
全要研四国ブロック総会・学習会がフレアとくしまで行われ、
四国各県の要約筆記者が徳島に。
午前の総会のあと、午後からは
全要研事務局長山岡千恵子氏をお迎えしての学習会。
「今後の要約筆記事業
~要約筆記者養成カリキュラムの通知を受けて~」と題し、
制度の移り変わりから、要約筆記者養成の新カリキュラムについて、
短い時間で的確に説明された。
(私は自分の頭の中が整理された感じがした)
要約筆記者だけでなく県内の福祉関係者や
難聴者の方など50名近くの参加があった。
奉仕員から者への移行は県内では具体的に
どのようになっていくのだろうか。
近く関係者が集まり話し合いの場がもたれるようだが、
要約筆記の目的を見失わないようにしたいものだ。
2011/05/07 なるとDeシネマ上映会
なるとDeシネマ実行委員会が毎回 映画のスクリーンの下に
特別製の字幕用スクリーンを設置してくれます。
隣の小さいスクリーンは鳴門「めだか」サークルさんが
上映前の挨拶を流しました。
上映は「武士の家計簿」。
字幕作りは音声の文字おこしから始めますが
今回は映像 音声とも状態が悪く、
字幕制作としては難しいものでした。
しかし幸いにセリフがゆっくりしていて、
さらに実在の登場人物のため 人物名などはネットで
楽に調べることができました。
文字おこしから編集、字幕出しの練習、現場と
たくさんの人がかかわりますが
すみやかな連係で短期間での仕上がりとなりました。
当日は難聴者の方がグループで観に来てくださっていました。
その姿を会場で発見すると、
字幕作成の苦労が報われる気がします。
2011/04/17 ひこばえ総会
ふれあい健康館にて午後1時から行われました。
議事承認後 震災義捐金や
「WeLoveコミュニケーション」パンフ配布
署名活動についての話し合いがありました。
終了後は1時間ほど勉強会を行い解散となりました。
2011/04/16 リビングストンデージー
昨年10月の阿波市福祉大会は
「りぼん」サークルと一緒に要約筆記を受け持ちました。
その時、りぼんのOさんから
種まきしたすぐの状態のものを
ひこばえの皆さんにと たくさんいただきました。
一度大きなポットに移植したものの
皆さんにお分けする機会を逃し、
我が家の庭で満開を迎えてしまいました。
色とりどりのピンクや赤、
美しさを独り占めしてゴメンナサイ。
最後に残ったお花の写真で許してもらいますm(__)m
りぼんのみなさんはお花や野菜作りの名人です。
お料理も得意です。講座の折りには
休憩時間にレシピをいろいろ教えてもらいましたよね。
今年度も6月から阿波市要約筆記講座が始まります。
2011/04/09 お花見でのノートテイク
「ここに座って!」とまず要約筆記者の
座る位置を決めてくれます。
必要とされていることを感じる嬉しい一瞬。
今年は このグループでもお花見をするかどうか
意見が様々だったようですが
はら はら はらと絶え間なく散りゆく花びらのもと
話す人 聞く人 書く人 読む人 何もしない人
ともに幸福な時間を共有できた春の一日でした。
2011/03/16 対面式卒業式
演台を中央に置き、卒業生と在校生が向かい合って座る。
そういう形式の卒業式を対面式卒業式というそうです。
先生のお考えで大型テレビに文字を表示させました。
初めての経験です。
プロジェクターが不要なため置き場所が限定されない。
人が前を横切っても影が映らない。
試しに利用する卒業生の席に座ってみると
ちょうど良い目線の高さ、しかも文字はきれいで読みやすい。
これは良いなあと思いました。
スクリーンみたいに空気の流れで
画面がヒララヒラ動くこともないと思います。
「6年間よくがんばったね。ご卒業おめでとう♪」
2011/03/16 美馬市要約筆記奉仕員養成講座(基礎課程)
脇町福祉センターにて
2月2日~3月16日。7回 合計32時間。
写真は第2回目の2月9日。
難聴者と支援者の会会長Oさんと会員Tさんによる
「中途失聴者難聴者の現状と課題」
「聴覚障害者のコミュニケーション」
Oさんのユーモアを交えたお話、
Tさんの経験に基づいた感動的なお話。
受講生のみなさんは真剣なまなざしで聴いてくれました。
この単元で要約筆記の目的を
しっかりと身につけてもらえたことと思います。
9名の方が修了されました。おめでとうございます。
2011/02/23 スクリーンを2つ。
6年生を送る会。
この学校は児童数が多く、子ども達で体育館がいっぱいに。
入力者は壁にくっついての作業です。
各学年の児童が対面して座ります。
複数の利用児童のために後方にもスクリーンを設置しました。
2011/02/14 人権のつどい講演会
講師は辛坊治郎氏。テーマは「情報の正しい選択」。
この催しには毎年要約筆記を依頼されている。
今年は5人のPC要約筆記者で臨んだ。
興味があったので私は聴衆として文化センターへ。
辛坊氏の話は面白おかしくて時に落語家のように
声色を使い分けたりする。
早口で淀みなくしかも時々マイクに入らず
聞き取れない言葉もあったりで
難度の高い要約筆記だったと思うが
スクリーンにはチームワークが透けて見えた。
聴衆の一人としては次々と繰り出される話題に、
要約筆記者の皆さんには申し訳ないが
笑ったり驚いたりしながら楽しませてもらった。
(中略)
この日は珍しく大雪で外に出ると稀に見る雪景色と交通渋滞。
辛坊氏は予定通り大阪へ戻れたのだろうか。
盛り場で今夜ラーメンをすすっているのを見かけたら
帰れなかったんだと思ってくださいと言っていたが。
(月刊ひこばえ3月号より)
2011/01/30 人形浄瑠璃に字幕
阿南夢ホールにて
中村園太夫座(岡花座)公演に字幕を付けました。
昨年に引き続き 2回目。
すでに夢ホールが読み仮名付き床本を観客用に作成していて
それを字幕に編集して IPtalk 縦書きで流しました。
昨年のアンケートでは
字幕に気を取られ人形に集中出来なかったとの意見を除き
分かりやすくて良かったという感想が多数でした。
今年も次のような評価をいただきました。(徳島新聞より)
「字幕は既に国立文楽劇場などで取り入れられているが
地方都市の小規模な公演でお目にかかれるとは思わなかった」と。
岡花座と夢ホールのふるさと文化継承への取り組みに
字幕の技術でお手伝いができることを嬉しく思います。