2011年7~12月

2011/12/17  忘年会でのノートテイク

難聴者の集まる忘年会に参加しました。

3、4人の難聴者のグループに1名のノートテイカーが入ることに。
そうなると通常の1対1での対応とは違い、
3、4名の方が一度に読める方法を考えないといけません。
こんな時は今まではA3大のホワイトボードに書いていましたが、
今回は最近会員が発見した方法を取り入れてみました。
(なんのことはない)新聞に折り込みの広告の裏、
いつもは半分にして使うところを広げて
B4のバインダーに挟んで太めのペンで書くのです。

テーブルの上はご馳走が所狭しと並べられていて、
ホワイトボードなら文字を消した後のカスが気になりますが、
これなら大丈夫。
広告もたくさんストックしてあるので惜しみなく使えます。
(難聴者の皆さんが度々プレゼントしてくださるので)

会が進むにつれて、皆さん立ったり移動したりの状態に。
でも立ったままで読んでいる方も。
また、隣のグループの会話が気になり覗いている方など、
聞こえる者ならさしずめ隣の会話に聞き耳を立てる状態でしょうか。
こんな様子に、離れたところからでも読める、
この方法は良かったなと思いました。

難聴者の皆様はいかがでしたか。いつもより少し多くの
情報が得られ、楽しむことが出来たでしょうか。


2011/12/10  人権ふれあいフェスティバル

幼稚園から6年生までの発表がありました。
どの学年もいきいきと元気よく演技されていて
気持よく文字を出すことができました。

スクリーン表示の他に、利用児童の前には
タブレット型パソコンを置きました。
低学年なので、たくさんの文字は読みづらかったことでしょう。
だんだんと要約筆記に慣れていってほしいと思います。

この日もまた県講座修了の新人さんがデビューし
要約筆記者席の平均年齢が ぐんと下がりました(*^_^*)


2011/12/03  合同勉強会

県南で活動している要約筆記サークル「めばえ」との
パソコン要約筆記合同勉強会に海陽町へ6名で出向きました。
Mさんの新車プリウスαに全員乗せてもらって
往復約150㎞のドライブは快適。
現場経験で得たひこばえのアドバイスのあと、
めばえの皆さんが連係入力の練習とスクリーンでの検証。
昼食休憩を挟んで何回かするとメイン・サブの呼吸が合ってきました。
このチームワークの良さで翌日の映画字幕投影も
1週間後の大会講演会の要約筆記も頑張ってください!


2011/12/02  月刊ひこばえ12月号より

月刊ひこばえ12月号より

今年もあと1ヶ月・・・
穏やかな年の暮れでありますように!

★12月のひこばえ勉強会

・3日(土)10時~14時
海陽町役場海部庁舎
めばえサークルと合同

・19日(月)10時~12時
ふれあい健康館

★要約筆記(一般参加の催し 抜粋)

◇神山町人権講演会
4日(日)10時20分より
神山町農村環境改善センター
「あした元気になあれ」講師:松村智広さん

◇小松島市人権教育学級
5日(月)14時より
小松島市保健センター
宗教と人権「自利利他の精神で」講師:谷 亮弘さん

◇ハート&アートフェステイバル
17日(土)10時~16時
18日(日)10時~16時
県障害者交流プラザ


2011/11/28  すだちくんメール説明会

聴覚障害の方を対象にした「すだちくんメール」の
2回目の説明会がありました。
「すだちくんメール」とは
災害時に携帯電話から安否情報が確認できる県のサービスです。

その後、緊急Web通報システム ガチャピーの説明と
県警の方による「対話式メール110番」の説明があり
実際に携帯電話を使って登録と通報の練習をしました。(写真)

要約筆記はパソコンによる全体投影と手書きノートテイクで対応。

先日 県養成講座を修了した新奉仕員の方1名も
手書きでデビューしました。長時間書き続けお疲れ様でした。


2011/11/23  ミュージカル「萬(よろず)の民の阿波おどり」

来年の秋、徳島で開かれる「第27回国民文化祭」のプレイベント
『萬の民の阿波おどりフェスティバル』
ミュージカルの要約筆記の現場です。

利用者のみなさんは楽しめたでしょうか。
今回の要約筆記の実現は
難聴者の方の働きかけによるものです。

理解がないのではなく、まだまだ知られていない要約筆記。
社会にも利用者である難聴者の方に広めるのも
私たちの活動のひとつです。

スクリーン表示の依頼でしたが、
会場席の形状では設置が困難なため
ノートパソコン表示にしました。
表示用にパソコン5台を設置しました。
約10名の方が利用してくださいました。


2011/11/20  今日のイベント

ステージいっぱいの大スクリーンに
講演者のパワーポイント画面に並べて要約筆記を投影しました。
利用される方には視線の移動が少なくて見やすかったことと思います。
いつもは隅っこでの要約筆記、
今日は何だか晴れの舞台に立ったような
そんな気分になりました。


2011/11/13  ふれあい健康館開館10周年記念式典

☆彡 ☆彡 ☆彡

この日は これと並行して別の式典もあり、さらに
終日の研修会の要約筆記、県奉仕員養成講座、
大阪での要約筆記者養成指導者研修と超多忙の一日でした。

☆彡 ☆彡 ☆彡

最終日の県奉仕員養成講座(応用課程)では
15名の要約筆記奉仕員が誕生しました。
聴覚障害者の権利を守る制度を担うべく、今後の活動に期待します。
一緒に活動いたしましょう!


2011/11/05  阿波市基礎講座が終わりました。

6月から月2回のペースで開いていた
阿波市要約筆記奉仕員養成講座基礎課程が終了し
4名の方が修了されました。

最終日は基礎課程の復習として
OHCによる手書き要約筆記で締めくくりました。

これからは地元の仲間や私たちとともに研鑽を積んでいきましょう。


2011/11/03  月刊ひこばえ11月号より

月刊ひこばえ11月号より

様々な行事が詰まった1ヶ月になりそうです。
でもよく晴れた日には どこか遠くへ行ってみたいですね。

★11月の ひこばえ勉強会
7日(月)10時~12時
26日(土)10時~12時
ふれあい健康館にて

★要約筆記(抜粋)

◇福祉住環境コーディネーター とくしまタウンミーティング
講演会とパネルディスカッション
12日(土)13時~16時 県建設センター

◇視聴覚支援センターフェスタ2011
~講演会&福祉機器展~
19日(土)、20日(日) 障害者交流プラザ

◇「がん患者が語る それぞれのがん」
20日(日)13:30~16:30 ふれあい健康館

★字幕(予定)

◇県民文化祭 ミュージカル
「萬(よろず)の民の阿波おどり」
23日(祝)14時~16時 アスティとくしま

★養成講座

◇阿波市基礎課程 吉野地域福祉センター
5日(土)第11回(最終回)
◇県応用講座 交流プラザOA室
6日(日)第6回、13日(日)第7回(最終回)


2011/10/30  劇団テアータ公演の字幕

劇団テアータ`80第39回公演「ロマンチック」

今回は シナリオをいただくのが遅れ
字幕前ロールへの編集時間も限られましたが
そこは ひこばえのチームワーク。無事に仕上げました。

当日はスクリーンの位置も例年通り
毎年やっていると機材のセッティングも難なくこなせます。

リハーサル時にセリフチェックをしていよいよ本番。

劇の途中に役者さんのアドリブの掛け合いがあり
力量不足で文字化することが出来ません(~_~;)

2時間たっぷりのコメディー。
観客席からは絶えず笑いが起こっていました。

(注:オカマの方の衣装はナシの会会長さんの作品です!)

2日間3回の公演が終わり 機材を引き上げホールから出ると 外は夜の闇。
充実感と疲れを感じつつ家路に着きました。


2011/10/16  県要約筆記奉仕員養成講座の現場実習

県主催の要約筆記奉仕員養成講座応用課程が
10月2日より毎日曜日に開催されています。
10月16日は3回目の現場実習です。
ナシの会が例会日と場所を変更して受け入れてくれました。
県域の講座なので16名といつもより多くの受講生。
1人ずつ会員の横で緊張しながらノートテイク。
会場の県立図書館集会室はご覧のとおり手狭に感じるほど。
講座修了後はそれぞれ地元地域で活躍してくれることでしょう。


2011/10/02  第7回阿波市社会福祉大会

阿波市社会福祉大会の要約筆記は今年で3年目。

前半の式典を地元サークル「りぼん」が
後半の講演を「ひこばえ」が担当しました。

開催中の基礎講座の受講生も実習として参加。

要約筆記者席には十数名が座り
それぞれが順にパソコン操作を担当しました。

阿波市での要約筆記の担い手が
年毎に育ちつつあり頼もしく思います。


2011/10/01  月刊ひこばえ10月号より

★10月のひこばえ勉強会

8日(土) 10~12時
24日(月) 10~12時
ふれあい健康館にて

★ 養 成 講 座

◇阿波市基礎課程 吉野地域福祉センターにて
1日(土)【全11回/第8回】
15日(土)【全11回/第9回】
29日(土)【全11回/第10回】
13:30~16:30

◇県応用課程 交流プラザOA研修室
10月2日より毎日曜日11月13日まで
全7回 13:30~16:30
(16日現場実習のみ県立図書館)

★映画字幕「春との旅」
なるとDeシネマ 鳴門市文化会館
10月15日(土)2回上映 ①14時~ ②18時~


2011/09/28  県議会傍聴

聴覚障害者制度改革推進徳島本部の構成団体のメンバー
約50名が9月定例県議会を傍聴しました。
聴覚障害者に対する災害時の対応、
盲ろう者向け通訳・介助派遣事業、
手話、要約筆記派遣事業の充実を求める質問等を
要約筆記、手話、触手話の通訳を通して傍聴しました。
3つの通訳付きで聴覚障害者が傍聴するのは今回が初めて。
写真にはないですが、後方で盲ろう者の方が触手話で傍聴されています。


2011/09/06  地域防災講座

各地区で防災講座が開かれています。

この地域講座には手話通訳と要約筆記がつきました。


2011/09/04  式典の要約筆記

3月から延期されていた式典が半年遅れで開催されました。

機材撤収係だったので要約筆記者席には座らず
客席後方から見学しました。

休憩時間のざわめきの中、次に始まる
アトラクションの説明のアナウンスが流れると
観客のほとんどの視線が要約筆記スクリーに集中していました。

式典中もアトラクション中も
要約筆記の文字を見ている方は案外多いことがわかり
要約筆記者席での作業中には観察できなかった
観客の様子を見ることができ 勉強になりました。

準備の段階から主催者側とのチームワークも良好な要約筆記現場でした。


2011/09/01  月刊ひこばえ9月号より

★9月の ひこばえ勉強会

9月5日(月)、24日(土)10~12時
ふれあい健康館にて

===記事より抜粋===

「最近思うこと」より

私たちの派遣先にはほとんどの場合難聴の利用者がいるので、
伝えるため・伝わるための工夫と努力を誰もが惜しんでいません。
折節にまとめて送られて来る所感集でそれはわかります。
要約筆記に真摯に向き合っています。

現場で要約筆記をして終わりではありません。
行く前から要約筆記は始まっています。
依頼先との打ち合わせや原稿の受け取り、
その振り分けなど窓口係は忙しいし、
派遣予定者は全員で前ロール用の編集作業を
家事の隙間を見つけながら仕上げたあと現場に臨むのです。

一連の行為は表に出ないにもかかわらず
文句も言わず皆黙々とこなしています。
要約筆記の必要性をいつも間近で感じ
何のための要約筆記かという認識が共有されているからだと思います。

要約筆記者以外の会員も見えない・目立たない形で
ひこばえを支えてくれているので全員の要約筆記への思いは一つです。

難聴者不在で健聴者に見せるだけの要約筆記で終わる
現場の経験ばかりだとどうでしょうか。
要約筆記者に使命感は育ちにくいでしょう。
見せるだけの要約筆記の現場では聞こえる人の目が気になりますが、
私たちが気にするのは通訳できたかどうか。
所感を読むといつもそこに腐心している様子が窺えます。

「好きだから」以上の意識と環境や
家族の理解・協力が活動の源だと思いますが
何よりも丈夫な身体が資本です。
病気や事故にはくれぐれも気をつけてください。


2011/08/21  阿波市要約筆記奉仕員養成講座 基礎課程

阿波市要約筆記奉仕員養成講座(基礎課程)が6月より始まっています。
毎月2~3回(土曜・日曜)、1回3時間の割合で合計11回
11月には修了予定です。すでに5回まで終わりました。

写真は次の講座の様子。皆さん熱心に取り組んでいます。
1回目 聴覚障害者とコミュニケーション
2回目 いろいろな要約筆記
3回目 要約筆記の基礎知識

前年度修了生も参加協力してくれています。


2011/08/08  ひこばえ勉強会

8月1回目のひこばえ勉強会に飛び入りで
文理大学の学生さん3名が要約筆記の見学にみえました。
人間福祉学科の3年生で、
同じ建物内の市社協に実習に来られていました。

初めて要約筆記を見たという方もいて
1時間足らずの短い時間でしたが、要約筆記や字幕の説明をしたあと
パソコン(IPtalk)に触れてもらいました。

感想「やっぱり要約筆記は難しい!!」

社会に出て聞こえない人に出会ったときには
要約筆記のことを思い出してくださいね。


2011/08/01  SST G1による字幕付け

障害者交流プラザ内スタジオの機材を使用させてもらい
字幕を作成をしています。

5月30日に引き続き、7月26日、30日に
視聴覚障害者支援センターより、映像編集ソフト エディウス、
字幕制作ソフト SST G1の一連の使い方の講習を受け、
やっと字幕付けの作業に入ることが出来ました。

依頼された2時間20分のDVDの字幕を完成させるには
不慣れな私たちでは気の遠くなるような時間がかかりそうですが、
こつこつと作業を積み上げてやり遂げたいと思います。

時間のある者がスタジオにこもり、
機を織るような気分で字幕を作り上げていきましょう。
案外この作業が好きという方もいらっしゃいます。(*^_^*)
やってみたい方はどうぞお申し出ください。


2011/07/23  国立文楽劇場字幕見学

全要研大阪支部集会「覗いてみたい字幕付き舞台の裏表」に
ひこばえから4名が参加させてもらった。

国立文楽劇場スタッフの方から字幕導入のいきさつの話と
実際に字幕を付けている企業の方からの説明があり
その後 舞台鑑賞を楽しみ、合間に字幕操作室の見学をしました。

文楽公演に字幕を導入したいきさつは、
セリフを書いた床本を読みながら舞台を観るのは大変。
もっと楽に観劇してもらうために始めたそうだ。

「(株)イヤホンガイド Gマーク」が字幕投影に携わっており、
独自に開発したソフトで編集、
大型プロジェクタ(7500ルーメンらしい)で後方の操作室から投影。
1行(16.5文字)の2行(33文字)背景色(黒)文字色(白)。
技術的な差はあるが、ひこばえの字幕投影と大きな差は感じられなかった。

もともとは聴覚障害者のためではないので
字幕は「義太夫の語り」のみであり、
アナウンスや解説部分などは付いていなかった。

お話の中で心に残ったことは、
デジタルであるが、人間の手で微妙なタイミングに合わせて出す、
生の空気を大切にしている、
字幕も舞台の一部であるが、字幕が主役になってはいけない
ということでした。

公演は「日高川入相花王・渡し場の段」と「舌切り雀」
情感がにじみ出る細やかな人形の動きや大掛かりな舞台演出に感激!
「解説・文楽へのご案内」で
今まで何気なく観ていた人形浄瑠璃のことがよく理解できました。

高速バスなら2時間あまりで行くことが出来るので
またぜひ行きたいと思いました。


2011/07/19  日本語字幕付き映画のお知らせ

ひこばえが 夏休みに字幕をつける映画2本です。

★「きな子」~見習い警察犬の物語~
7月24日(日)阿南夢ホール ① 10:30~ ② 14:00~

「あなんで映画をみよう会」からの依頼。
聞こえにくくなったお年寄りにとって
字幕が付くことで音声が聞き取りやすくなるそうです。

★アニメ「地球が動いた日」「やさしいライオン」
8月3日(水)ふれあい健康館 ①10:30~ ②13:30~

「夏休みPTA親子映画会」には10年以上前から字幕をつけています。
聞こえにくい子どもさんも 大きなホールで
大勢のお友達と一緒に楽しむことが出来ます。

「きな子」はパワーポイントで
「地球が・・・」はIPtalkで字幕を作成しました。
映画スクリーンの下部に字幕を投影します。


2011/07/17  いろいろな表示方法

パソコン要約筆記をする場合に、いろんな表示方法があります。
一般的なのは、プロジェクターで映しだす方法ですが、
テレビ画面に写すこともできます。
最近の液晶テレビは、パソコンと接続できるようになっています。
皆さんの使っているデスクトップパソコンも画面は液晶だと思いますが、
それと同じです。

右下にあるのが、Windows7搭載のタブレットパソコンで
「IPtalk9t61」を動かしています。
入力パソコン達とは無線LANでつながっています。
そのタブレットPCをHDMIで液晶テレビにつないでいます。
HDMIは、みなさんの家でもレコーダーをつないだり、
PS3をつないだりしている端子です。
この端子が最近のパソコンには付いています。

液晶テレビに映すと、かなり文字がはっきり見えます。
プロジェクターに比べると表示は小さいですが、
はっきり見えるので遠くからでもよく見えます。

ひこばえでは、これからも難聴者が便利になる為に、
いろんな事に挑戦していこうと思います。

技術担当Y.Mより

2011/07/09  ひこばえ勉強会

月2回 ひこばえ勉強会を行っています。

できるだけ 派遣現場で感じている問題点や
気になっていることを取り上げるように心がけています。

この日は「一文がとても長い文章をいくつかに区切る練習」
切れ目なく だらだらと続く話を
いかに読みやすい文として表出していくかがテーマ。
紙上練習の後、実際にだらだら話のテープを聞きながら
それぞれが書いたりパソコン入力をしました。(写真)
その後 スクリーンに全文を表示し
どのように要約するのが適切か、
自分のものと見比べながら意見を出し合いました。
つい書いてしまう前置きや挿入句、副詞を除くことで
話の意図が見えてくる。
適切な区切りを入れることで
読みやすく理解しやすくなるなどが再認識できました。

次回は25日(月)10時~12時ふれあい健康館にて
先月行われた全要研東京集会参加者の報告があります。
ぜひ参加してください。

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