2012年1~6月
2012/06/24 海陽町応用講座が終わりました。
平成24年度海陽町要約筆記奉仕員養成講座
応用課程(20時間)が終了し、4名の方が修了されました。
おめでとうございます。
今回は体験学習生も参加して一緒に学びました。
20時間があっという間に過ぎた充実した講座でした。
今後は地元サークル「めばえ」で学び、経験を積み、
要約筆記の目的を果たすべく、活動を継続していってください。
要約筆記「奉仕員」から要約筆記「者」養成へと移行しているなか、
これが奉仕員養成の最後の講座になるかもしれません。
2012/06/19 DVDへの字幕付け
障害者交流プラザ内スタジオの機器をお借りして
DVDへの字幕付けを行いました。
中学校(難聴学級)から依頼の教材用DVD2本が完成。
時間がとれないこともあり1年前に講習を受けてから作業が止まっていましたが、
締め切りのある依頼に気合を入れて取り組みました。
ひこばえは十数年前の設立以来、
150本を越えるVHSビデオに字幕を付けてきました。(主に教材用)
しかしここ数年DVDへの字幕付けは試行錯誤をしながら、
なかなか前に進めませんでした。
これでやっと先が見えてきた感じです。
密室での根気のいる一人作業。でもコツをつかむと面白くなります。
時間のある人が交代で作業を繋いでいくと案外楽しくできそうです。
会員のみなさま ご協力をよろしく。
2012/06/01 月刊ひこばえ6月号より
天気予報では梅雨情報が始まりました。
雨もまた楽し♪・・・とそんな一ヶ月になるといいですね。
月刊ひこばえ6月号より
★ ひこばえ勉強会
・ 4日(月)10~12時 ふれあい健康館3階会議室
・23日(土)10~12時 ふれあい健康館3階会議室
★ 要約筆記
◇ ナシの会定例会(海陽町講座実習を兼ねる)
16日(土)13:30~16:30 障害者交流プラザ
◇ がん患者が語るそれぞれのがん~ワクチン療法をもっと知りたい~
17日(日)13:30~16:00 ふれあい健康館ホール
◇ 聴覚障害者制度改革推進徳島本部会
20日(水)19:00~20:45 障害者交流プラザ
◇ 小松島市人権推進研修会
25日(月)15:00~16:40 小松島ミリカホール
★ 字幕
DVD字幕付け 手伝ってください!
(教材用、講演会録画など)
障害者交流プラザ内スタジオで行います。
作業は難しくありません。(1回1~3時間)
分担してもらえる方は事務局まで。
★ 養成講座
平成24年度海陽町要約筆記奉仕員養成講座(応用課程)
全4回20時間
6月3日(日)10:00~16:10 海陽町役場海部庁舎
10日(日)10:00~16:10 〃
16日(土)12:30~16:30 ナシの会にて現場実習
24日(日)10:00~15:40 海陽町役場海部庁舎
2012/05/27 全要研四国ブロック総会と学習会
全要研四国ブロック定期総会が高知県立ふくし交流センターで開かれ、
ひこばえから4名が参加しました。
徳島から高知まで車中会議をしながらノンストップで走りました。
総会後は全要研理事長 三宅初穂氏による学習会(写真)
題して「聴く力を鍛える」
書いたり入力する力とは別に「聞く力」を鍛える必要性を実感しました。
今後の勉強会でも取り上げたいと思います。
昼食前に支部やサークルのホームページの紹介がありました。
このブログを初めて覗いてくださった方、ようこそ!
これからも時々見てください、どうぞよろしくお願いします。
2012/05/16 マロニエの花
ひこばえ事務所にマロニエの花が咲いています。
華やかさがひときわ目を引き、道行く人から何の花?って聞かれます。
皆さんも近くを通ったら、この美しいお花をぜひ眺めてください。
2012/05/03 月刊ひこばえ5月号より
月刊ひこばえ5月号より
★ ひこばえ勉強会
・ 8日(火)10~12時 ふれあい健康館3階会議室
・20日(日)10~12時 ふれあい健康館3階会議室
★ 全要研四国ブロック 定期総会&学習会
5月27日(日)10:30~ 総会
12:30~ 学習会
「話しことばの要約」講師:三宅初穂氏
2012/04/22 定期総会とランチ会
第8回ひこばえ定期総会が開かれました。
会のあと イタリアンランチを楽しみました。
久しぶりに顔をあわせての和やかな会話でリフレッシュすることができました。
この日は暴風雨の中、とくしまマラソンが行われた日。
嵐の中を1万人近いランナーが走りました。すごいですね。
2012/04/15 地域フォーラムを立ち上げよう
「障害者制度改革について考える地域フォーラムを立ち上げよう」
=私たちがつくる新しい障害者制度をめざして=
日本障害フォーラム幹事会議長 藤井克徳氏をお招きして、
障害者施策の動向と取り組むべき課題についてお話をうかがいました。
県内の幅広い障害者と手をとりあい運動を進めていこうと
聴覚障害者制度改革推進徳島本部の呼びかけで
聴覚障害以外の方もたくさん参加されました。
推進会議の背景、問題点、現在に至るまでの経過や展望を
丁寧に説明して下さり、わかりやすく中身の濃い内容でした。
今 事態は急速に進んでいるようで、
国会の動きに注目すべきだと思いました。
心に残った言葉。
「運動」に大切なことは、あきらめないこと、ぶれないこと、こびないこと。
また 創る力、繋がる力、伝える力、続ける力の4つの「つ」も大事。
2012/04/10 入学式
県内の小中学校で入学式が行われました。
小中7校、要約筆記者の人数が限られる中、少数の体制で臨みました。
この学校では体育館の最後列で2名での入力作業。
式の前に新入生の保護者に要約筆記の説明がされ
支援に対する学校全体の理解がうかがえました。
2012/04/07 ナシの会のお花見
徳島中央公園の満開の桜のもとで
恒例のナシの会のお花見を楽しみました。
今年のトピックスは素敵な二段重ねのお花見弁当。
美しい彩りと申し分のないお味で、なんと1000円!
肌寒い一日でしたが、おいしいお弁当のあと
温かいお茶やお菓子をいただきながら おしゃべりは尽きませんでした。
昨夜からの場所取り、お弁当の手配やお菓子の差し入れ等
お世話くださったナシの会の皆さん、ありがとうございました。
(写真中央の耳マークにも ご注目ください)
2012/04/03 月刊ひこばえ4月号より
4月、風景は一気に光と色彩があふれんばかりになりました。
新しい出会いの季節です、気を引き締め元気にいきましょう。
★ ひこばえ勉強会
・14日(土)10~12時 ふれあい健康館3階会議室
ムービーメーカーによるDVD字幕付け
★ ひこばえ総会
・22日(土)10~12時 ふれあい健康館3階会議室
終了後 イタリアンランチで食事会♪
★ 要約筆記
◇ ハナミズキプロジェクト オープニングセレモニー
1日(日)13:30~ みなと学園体育館
◇ 入学式
10日(火)
午前:小学校4校、午後:中学校3校
◇ 「障害者制度改革について考える地域フォーラムを立ち上げよう」
15日(日)13:30~16:30 障害者交流プラザ研修室2
講師:藤井克徳氏
主催:障害者制度改革推進徳島本部
2012/03/20 ともろう講演会
演題は「イランの文化と日本の文化の違い・デフジョーク」
日本在住の聴覚障害のイランの方は日本の手話で話され、
私たちは読み取り通訳を要約筆記しました。
イランには手話通訳がないということに少し驚き、
ということは要約筆記も存在しないのだろうな・・・。
異国のお話にちょっぴり視野が広がった現場でした。
2012/03/06 6年生を送る会
卒業の季節。
小学校では6年生を送る会が開かれています。
難聴児が在籍する学校へ掛け持ちで出向きました。
要約筆記の表示方法は各学校で違います。
児童が向い合って座るA校ではスクリーンを前後2ヶ所に置きました。
スクリーンは立てずに表示用パソコンを机の上に置いたり(B校)、
場所が確保できないC校は児童がタブレットPCを手に持って見ました。
生き生きとした子どもたちの演技に私たちも元気をもらっています。
次は卒業式です。
2012/03/02 月刊ひこばえ3月号より
3月の予定には送る会や卒業式が並んでいます。
大切な行事に参加できる喜びと緊張感を一度に感じます。
まだまだ厳しい冷え込み続きますが、もう一息で春ですね。
★ 3月のひこばえ勉強会
・12日(月)10~12時 ふれあい健康館
・24日(土)10~12時 ふれあい健康館
★ 要約筆記
◇耳の日講演会
18日(日)13:30~16:00 阿波観光ホテル
「高度難聴と人工内耳」徳大教授 武田先生
「人工内耳装用者の体験発表」
◇ともろう講演会
20日(祝)10~12時 小松島市総合福祉センター
「イランの文化と日本の文化の違い・デフジョーク」
講師はイラン人のろう者で日本手話を使われます。
★ 字幕
◇映画「一枚のハガキ」
11日(日)小松島ミリカホール
10:00~のみ字幕付
★ 養成講座
◇徳島市要約筆記奉仕員養成講座(応用課程)
3日(土)、6日(火・最終回)
★ ひこばえ総会の予定
4月15日(日)場所未定
2012/02/26 演劇「「幸子Ⅱ」字幕
中途失聴・難聴者の問題を取り上げた昨年の演劇「幸子」の続編「幸子Ⅱ」が劇団テアータにより上演されました。
昨年は少し離れた舞台横にスクリーンを設置したため(2010/10/16の写真参照)
視線移動が大きく見づらかったとの意見があり、今年は字幕の場所に工夫を凝らしました。
舞台(高さ70センチ)の下に細長いスクリーンを2つ設置。(黄色矢印)
別に通常のスクリーンを舞台横に置き、合計3箇所に字幕表示をしました。
字幕を利用される方の座席を前の1、2列目に確保。
後方に座られた方には舞台下の字幕は見えない位置にあり、必要でない方には邪魔にはならなかったと思います。
見応えのある内容、演技で終了後には感激の声がたくさん聞かれました。もちろん難聴者席からも。
字幕が見やすい位置にあり、存分に楽しむことができたのであれば嬉しいことで
2012/02/25 障害者福祉展
市障害者福祉展の開会式です。
今年は要約筆記を大型テレビ画面に表示しました。
2012/02/18 養成講座の現場実習
難聴者と支援者の会(ナシの会)定例会の場をお借りして
徳島市奉仕員養成講座の現場実習が行なわれました。
現場実習の目的は実際に利用者の横で要約筆記するだけでなく、
会合に参加することで聴覚障害への理解を深めることです。
この日は県地域福祉課と障害福祉課の担当の方から
「災害時における聴覚障害者支援について」のお話があり、
ナシの会会員からも多くの質問が出されました。
生の声を聞くことで、受講生には
聴覚障害者への理解を深めることにつながったと思います。
ひこばえ会員も、従来のパソコン要約筆記の横に並べて、
OHCで手書きの練習をしました。
2012/02/14 徳島市奉仕員養成講座
平成23年度徳島市要約筆記奉仕員養成講座(応用課程)が始まりました。
外部講師による「バリアフリー社会を目指して」という講義風景です。
法学部出身で法律関係に明るい講師です。
要約筆記は講演会などで見ながら聞くとよくわかるので、
すべての人に役立つとも言われました。
このあと難聴講師のお話がありました。
要約筆記者が情報の選択をしないでとか要約と省略をまちがえないでというお話は、
受講生だけでなく活動中の奉仕員にも示唆に富むものでした。
2012/02/13 人権を考える市民のつどい
今年の講演は「二つの国のはざまで翻弄され続ける家族」。
拉致被害者家族会の事務局長、副代表を歴任された
蓮池透氏の講演に集まったのは約900人。
聞き入ってしーんとした客席。
静かに動いているのは要約筆記スクリーンのスクロールと
手話通訳者の指先だけ。
拉致は人権侵害の最たるものの一つ、私たちも関心を
持ち続けなければならないと思いを新たにしたお話でした。
ただ舞台が広いため講師の位置とスクリーンが離れてしまうのが残念です。
2012/02/08 視線移動の少ない表示
K市人権教育啓発研修大会にて。
要約筆記を講演者のパワーポイント画面の横に並べて表示しました。
終了後、「視線の移動が少なくて大変読みやすかった」と
利用者から言っていただきました。
写真左は、開始前の舞台の様子。
主催者が考えて決めてくれた配置です。
写真右は、舞台袖の入力者席から写した本番の様子。
要約筆記の内容は決して上出来とはいえませんでしたが、
この表示のため利用者から「今日のお話は本当によくわかりました」と
高い評価をいただきました。
私たち要約筆記者はともすれば要約技術にだけ目を向けがちですが、
利用者にとっての読みやすい表示方法をもっと重視し研究すべきだと思いました。
一般の参加者からも、聞きづらい部分は
要約筆記の文字に助けられたとの声もいただきました。
2012/02/02 月刊ひこばえ2月号より
★ 2月のひこばえ勉強会
・18日(土)13:30~16:30 障害者交流プラザ
ナシの会定例会、徳島市応用講座の現場実習です。
パソコンとOHCで練習しましょう。
・27日(月)10:00~12:00 ふれあい健康館
★ 要約筆記(一般参加の催し)
◇ 徳島市人権のつどい
13日(月)13:00~14:30 文化センター
講演「二つの国のはざまで翻弄され続ける家族」
講師 蓮池 透さん
◇ 徳島市障害者福祉展
25日(土)10:00~ ふれあい健康館
◇ 小松島市社会福祉大会
26日(日)13:00~14:35 小松島市総合福祉センター
式典と記念行事
講話「認知症~知ることから始めよう~」
★ 字幕
◇ 演劇「幸子Ⅱ」
26日(日)よんでんホール
12:30~ 前回「幸子」のDVD上映
13:30~ 「幸子Ⅱ」上演
詳しくはナシの会ホームぺージを
★ 養成講座
◇ 徳島市要約筆記奉仕員養成講座(応用課程)
2月14日(火)~3月6日(火)
毎週火・土曜日 9:30~12:30 ふれあい健康館
*2月18日(土)のみ13:30~16:30 障害者交流プラザ
(ナシの会定例会に現場実習として参加)
2012/01/29 人形浄瑠璃「中村園太夫座」公演字幕
阿南夢ホールにて
「中村園太夫座」の人形浄瑠璃公演があり、
字幕を担当しました。今年で3回目です。
演目の字幕だけでなく大和先生の解説も要約筆記しました。
徳島県の人形浄瑠璃は国の無形文化財に指定されており、
とくに中村園太夫座(岡花座)は
文化2(1805)年に公演したとの記録があり
200年以上の歴史があるそうです。
岡花座は郷土の宝であり、宝はしまっておくものでなく、
みんなが素晴らしさを推奨し、広め、
多くの人に見てもらい守っていくものだと言われました。
舞台横の字幕が人形浄瑠璃を楽しむための一助になればと思います。
(写真は絵本太功記 第十段 尼崎の段)
2012/01/21 パソコンと手書き要約筆記
難聴者の集まる会合にて
OHPによる手書きとパソコンの要約筆記を並べて表示した。
全体投影はパソコンが主流になっているので、久々の手書きOHPだった。
並べて見ていると手書きの文字からは温かい感じが伝わってきてなかなか良いものだ。
複数の要約筆記の情報は贅沢であり安心すると利用される方から聞いたことがあるが、
本日はどうだったでしょうか。
場所と人員の確保ができれば、練習も兼ねて時々はこのやり方で行ってみようと思う。
2012/01/15 アフリカ音楽を楽しもう!
14日 石井町、15日 徳島市にて
コンゴ出身 パーカッション奏者B.B.モフランさんの
アフリカ音楽に親しむ催しがあり要約筆記で参加しました。
本物のアフリカ音楽に触れることができ、
軽快なリズムに助けられ、楽しく要約筆記できました。
(スワヒリ語の歌詞は耳に聞こえてきても、文字化するのは大変でしたが・・・)
アフリカの楽器の力強いリズムや歌声には
言葉はわからずとも、伝わってくるものがあります。
笑顔と音楽は人の心を近づけます!
2012/01/08 仕事はじめ
今年の仕事はじめは演劇の字幕。
演劇「蒼竜神マヴェル」に字幕を付けました。
(蒼竜神マヴェルとは徳島ローカルヒーローだそうです。)
写真は前日のリハーサル時のセリフチェック作業の様子。
演劇の字幕は映画と違い、
セリフがシナリオどおりにいかないのが私たちには苦しいところです。
しかしそれが生の舞台の醍醐味なのでしょう。
聴覚障害児・者を持つ親の会の子どもさんが
招待されていましたが楽しめたでしょうか。
ストーリーが複雑なため、一般のお客様にも
字幕は役立ったのではと思います。
いつもとは少しジャンルの違う演劇は新鮮な体験でした。
2012/01/01 新年おめでとうございます。
月刊ひこばえ1月号より
『変わるものと変わらないもの』(記事より抜粋)
「去年今年(こぞことし)貫く棒のごときもの」虚子
大晦日の夜が更けて夜明けを迎え新しい年になりました。
わずか数時間の経過で気分は大いに改まったものになりますが、
だからと言って環境や信条が変わる訳ではなく、
棒のようにまっすぐなもので貫かれているというのです。
虚子が貫く棒なら私たちにはつながる紐があるように思います。
昨日から今日そして明日へと自分の内でつながっていく紐と、
要約筆記を通して仲間へとしなやかにつながっていく紐で
その先の目的は変わることはありません。
昨年3月に要約筆記者養成に関する通知が厚生労働省から出され
要約筆記の周辺は大きく変わろうとしています。
(中略)
今年もまた忙しい年になりそうです。一緒にがんばりましょう。
★1月のひこばえ勉強会
・ 9日(祝)10時~12時 ふれあい健康館
・28日(土)10時~12時 ふれあい健康館
★ 要約筆記(一般参加の催し)
◇アフリカ音楽の人権コンサート
・14日(土)14:00~16:00 石井中央公民館
・15日(日) 9:30~11:30 ふれあい健康館
◇小松島市人権講演会
22日(日)小松島市保健センター
★ 字 幕
◇蒼龍神「マヴェル」公演
8日(日)・10時~ ・14時~ ふれあい健康館
◇人形浄瑠璃字幕
29日(日)13時~15時 阿南夢ホール
★ 研修会
◇全要研中期計画プロジェクト説明会
および要約筆記学習会(全要研四国ブロック)
15日(日)10:30~15:30 松山市