季節の風景【ふきのとう】

産直市でパック詰めのふきのとうが売られていました。

新生児の握りこぶしほどのふきのとうが6個入っています。

季節が動いているのを発見するのはうれしいものです。

ちいさい春を探しに佐那河内村の段々畑へ行きました。

畑の地主はひこばえ会員でもあります。

今年は寒い日が続き、いつもより顔を出すのが遅いとか。

それでも広い畑に目を凝らすと、斜面にぽつぽつと

浅緑のふきのとうが出ていました。

「ちいさい春みつけた」。

地主さんは、ふきのとうが大好きだそうで、

とくに天ぷらにするとアクが抜けて

衣からふわりとふきの香りが広がるそうです。(お)